コーヒー豆紹介 5. グアテマラ SHB
2025年12月18日
グアテマラは、中米の北端に位置し、メキシコのすぐ南です。コーヒー生産地域の標高は比較的高く、ほとんどの産地が1300m~2000mの標高となっています。グアテマラのコーヒー豆の等級は標高により決まります。
元々は、米国への輸出向けに9のつの等級に分けて表示されていましたが、最近では一般的に下の表のよう5段階の等級が割り当てられています。当店取り扱いのグアテマラは、最高等級の「SHB」になります。
| 等級 | 標高(feet) | m換算(参考) |
| Strictly Hard Bean(SHB) | 4500~ | 1371.6~ |
| Hard Bean(HB) | 4000~4500 | 1219.2~1371.6 |
| Semi-Hard Bean(SH) | 3500~4000 | 1066.8~1219.2 |
| Extra Prime Washed(EPW) | 3000~3500 | 914.4~1066.8 |
| Prime Washed(PW) | 2000~3000 | 609.6~914.4 |
※ グアテマラ各等級の標高(m)が文献によりまちまちですが、本来はfeetで決められています。このため、概算でm変換する際にぶれが生じているものと思われます。本表はBaristahustle.com「The Coffee Buyer's Guide to Guatemala」のfeetによる等級をそのまま表示しm換算を添えました。
グアテマラなど中米諸国では、南米やアジア、アフリカの一部など多くの国で採用しているスクリーンサイズによる等級を採用せず標高による等級を採用しています。これは、この地域の国々のコーヒー生産地の標高が高く、しかもより高い産地の方が成長が遅く硬質の豆となり良質となるのですが、成長が遅いためにスクリーンサイズは小さくなりがちです。このため、スクリーンサイズを等級とすると良質の豆ほど等級が低く、質の悪い豆の方が等級が高くなってしまうためです。エチオピアやペルーなどが欠点豆換算での等級を採用しているのも同様の理由からです。
グアテマラでは、コーヒー栽培地域の標高が高く、輸出用コーヒーの81.4%がSHB、約10%がHB、残りの10%未満が低グレード及びロブスタ種であり、輸出されるほとんどのコーヒー豆がHB以上となっています。
グアテマラには主な産地が8つありますが、この中でもアンティグアはわが国でも特定銘柄に指定されるように古くからの良質かつ著名な産地です。
アンティグア以上に注目されるようになってきているのがウエウエテナンゴ県です。最近では、COE(カップオブエクセレンス)入賞の多くを占めており、世界的に注目を集めています。。このエリアは標高が高く、良質の豆が採れます。ボディと甘さがしっかりとしており、他の生産地と比べ重厚な印象です。
当店取り扱いのグアテマラSHBは、このウエウエテナンゴで採れたものを採用しております。
グアテマラはタンザニアほどではないものの、日本への輸出比率が高く、2023年の収穫が約22.5万トンに対し日本へのコーヒー生豆の輸出は21877トンと。10%弱が日本へと輸出されています。日本のコーヒー生豆の輸入は世界5位で世界全体の5.3%ですので、日本への輸出の比率が高いことがわかります。
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※ 参考:https://www.baristahustle.com/ 「The Coffee Buyer’s Guide to Guatemala」
※ 参考:コーヒータイム「各国の等級と条件:標高|コーヒー豆の格付けについて2」(https://coffee-effect.com/b01-01-005grade3.html)
