コーヒー豆紹介 4. タンザニア キリマンジャロAA
2025年12月1日
キリマンジャロは、全日本コーヒー公正取引協議会の定める「公正競争規約」上の特定銘柄にあたります。タンザニアでは、ブコバ地区では、良質のカネフォラ種が採れますが、それ以外の地域ではほとんどアラビカ種が生産されています。タンザニア産のアラビカコーヒーは、ほぼすべてがキリマンジャロということになります。
※注「キリマンジャロ : タンザニアにて生産されたアラビカコーヒー豆をいう。ただし、ブコバ地区でとれるアラビカコーヒー豆は含まない。」(公正取引規約施行規則別表2)
また、タンザニアでは、コーヒー豆の格付けは原則としてスクリーンサイズにより定められています。本品の”キリマンジャロAA”は、「ブコバ地区以外のタンザニアで採れたスクリーンサイズ7.14㎜以上の大粒アラビカコーヒー豆ということを意味します。一般のコーヒー(コマーシャル・コモディティ)としては最高等級ということになります。

タンザニアコーヒー豆のの格付け表記
| 表記 | スクリーンサイズ |
|---|---|
| AA | 6.75mm以上 かつ7.14mm以上が86%以上 |
| A | 6.25mm以上6.75mm未満が90~95%以上 |
| B | 6.15mm以上6.25mm未満 |
| C | 5.90mm以上6.15mm未満 |
※参考:キーコーヒー「キリマンジャロコーヒーとは」
※一般社団法人 全日本コーヒー協会公認「コーヒー検定教本」では、「S-18~ AA」「S-15~S-17 AB」としている
他に品質を表す言葉として、「KIBO」や「TOP」が名称につけられることがありますが、これらは最高品質の証として農園や輸出業者がつけているもので統一した規格ではないようです。他の品質表示としてFINE から VERY POORまでの9段階の表示規格があるとのことですが、残念ながら、麻袋や輸入業者の商品表示に記載されるのを見たことがありません。
タンザニアのアラビカコーヒーはほとんどがウォッシュドで、その味わいの特徴はフルーティーな柑橘系の酸味と黒糖のやチョコレートのような甘みです。かつては、キリマンジャロ山の周辺のキリマンジャロ州、アルーシャ州など北部地区でのみ良質なコーヒー豆が採れ、南部の地域は75%もの生産があるにも関わらず平凡なコーヒーしか取れないとされてきました。現在でも北部は良質なコーヒーの産地ではありますが、南部でも良質なコーヒーを生産する農園も増えつつあります。
栽培品種は伝統的なティピカ種、ブルボン種の他、ケント種やニャラ種、アルーシャ種など多岐にわたっています。
特筆すべきなのはタンザニアの年間コーヒー生産高は、6.3万トン(2023年)にもかかわらず、そのうち約2割の1.2万トンを生豆として日本へ輸入しています。日本人がいかにキリマンジャロ好きかがわかります。
リカリッシュ行田旭町店受取予約ページへ
リカリッシュ熊谷太井店受取予約ページへ
※ 参考:コーヒータイム「各国の等級と条件:その他、例外的格付け|コーヒー豆の格付けについて5」(https://coffee-effect.com/b01-01-005grade6.html)
